仕手株とは…
巨額の資金を持った人物やグループが意図的に株価の操作を行い、差益を稼ぐために選んだ銘柄を仕手株という。優良企業が狙われることはなく、業績の悪い企業の銘柄がよく狙われる傾向にあります。また、その人物やグループのことを仕手筋と呼びます。

仕手グループについて
仕手グループには大小様々なグループがあります。背景には政治家や実業家・企業・資産家・裏金・宗教団体などもあれば、投資顧問を使ってお金を集め、上会員の利益を確保させるグループもあります。やり方は千差万別ありますが、自らを仕手と自称する相場師はいませんので実態ははっきり分かっていません。

仕手筋の手口について
常にターゲットとなる銘柄を吟味しています。業績が悪く経営が思わしくない、長期的に低迷している銘柄が狙われます。ターゲットが決まれば一気に買い集めるのではなく、噂にならない程度の単位で、多少期間をかけて買い集めます。そのために「風説の流布」や「見せ板」等の違反行為を駆使しつつ株価を低く維持します。(ここで仕手筋が投資顧問に情報を流すことがあります)株価が低い段階で対象銘柄を買い上げることを玉集めといい、予定通り買い上げが行われ、玉が集まった段階で今度は株価の吊り上げにかかります。今までの何十倍の買いを入れます。そこで株価の上値が軽ければ一気に株価は急騰しターゲット銘柄は値上がりランキングの上位に顔を出すことになります。そこでこの株は買いだと判断する投資家が集まり、買いが買いを呼んでさらに急騰していくのです。この時点でマスコミや新聞、ネット掲示板へ情報が流れることで、提灯と呼ばれる相乗りの買いを誘うのです。提灯買いが始まり、買いが買いを呼び始めると今度は振るい落としにかかります。この振るい落としは、浮動株を仕手筋が多く支配するための方法で、意図的に暑い売り板に入れたり、保有株を大量に買い板にぶつけるなどして、瞬間的に株価を下落させるのです。振るい落としが完了すると仕手筋は再度株価の吊り上げを行い、投資家が高値で買い上げる状況になると、仕手筋は買いをぶつけいて売り抜け、利益を確定させていくのです。

仕手株を狙うためには
個人投資家の中には仕手株を狙う方もいますが、見分けるのは至難の技です。見つけたとしても株価の変動を読むのは正直難しいので、痛い目を見ることの方が多いのではないでしょうか。それでもなお狙うのであれば、信頼の置ける情報を得た時にだけ投資することをお勧めします。